先日、北海道行政書士青年会は室蘭にあるリサイクル施設および廃棄物処理施設の見学ツアーを開催いたしました。
本ツアーでは、札幌を出発し約2時間の車移動ののち、まず廃石膏ボードのリサイクルを手掛ける施設へ訪問。続いて、PCB(ポリ塩化ビフェニル)処理を行う国の運営施設を視察しました。いずれも、環境・廃棄物処理の現場を肌で感じ、学びの多い機会となりました。

本見学ツアーを通じて得た主な学び・気づきは以下の通りです。
- 廃棄物処理・リサイクル分野における技術革新・循環型社会実現への取り組みの現場を、行政書士として理解・支援すべきであること
- 北海道・札幌圏において、処分場の受入停止などの背景を踏まえたリサイクル解決策の重要性
- 法令知識のみならず、施設運用・安全管理・現場構造・機械設備・人的管理の実務的視点が、顧客支援・提案業務において有益であること
- 今後、青年会として「環境×士業」のテーマを深掘りすることで、行政書士ネットワークにおいて新たな価値提供・交流の場を創出できる可能性
若手・中堅行政書士が主体となる青年会ならではの視点で、今後も現場視察・勉強会・交流プログラムを展開し、地域・業界・会員の価値を高めてまいりたいと考えております。
ご多忙中にもかかわらずご案内・ご説明を賜りましたご協力各社・施設の皆さまに、改めて深く御礼申し上げます。また、ご参加いただきました会員の皆さま、当日同行・運営にご尽力いただいた幹事・運営チームにも厚く感謝いたします。



今後も北海道行政書士青年会は、「学び・交流・実践」の3本柱を掲げ、地域・社会に根ざした活動を進めてまいります。
▼関連リンク
産業廃棄物処理業許可申請|環境コ…
産廃旅行記@室蘭
便利さの象徴だったPCBは、毒性が明らかになり、日本は莫大なコストと労力で後始末を迫られました。JESCOの施設は、過去の過ちを清算し、未来へと踏み出した象徴です。この…

